SE構法とは

image 木造建築でありながら構造計算を取り入れ、工学的に検証された金属製の結合方法を採用することで、耐震性・耐久性に優れ、自由な間取りを可能にした木骨ラーメン構造。木造建築と鉄骨建築の良いところを併せ持った構法といえるでしょう。Safty Engniaring構法の略。
地震に強いのはもちろん、積雪による過重、台風による風圧などから安心に暮らすことができますが、それらの安心面をクリアしたこれまでの木造建築と異なるのは、壁を増やすことによる耐震性強化ではないということです。強固な壁面により家を支える住宅とは異なり、自由な間取りと大空間を可能にするのが魅力です。

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SE構法の要となる三つの技術とは。

image 【木製集成材】ムク材の1.3倍の強度を持つといわれる集成材を採用。強度計算によって管理された木材は、均一な強さと同時に木造住宅のもつ優しさを併せ持つエンジニアリングウッドです。
【SE金物】木材と木材をつなぎとめる接合部は独自に開発された金属製のジョイントにより、それぞれを強く密着、同時に地震などの外からの圧力に対して柔軟に対処し強靭な接合を可能にしています。
【構造計算】木造建築では難しいと言われていた構造計算を実施。応力解析を行い、データに裏づけされた家作りを行うことが可能になりました。

SE構法による具体的なメリット

狭小土地に建てる三階建て木造戸建てが12mまで許可(従来工法では9m)され、天井高のある余裕の建築ができるようになります。また一階部分にビルトインガレージなどの大開口部を作ることも可能になりました。土地の有効活用を可能にする技術なのです。
柱などの「スケルトン部分」と仕切り壁などの「インフィル部分」が明確で、価格を把握しやすく、材料や施工方法の省力化、工期短縮と人件費カットなども計られるなどコスト面でもメリットは大きいほか、SE構法ならではの厚い保障など有利な条件もメリットとしてあげられます。

SE構法を用いた200年住宅

株式会社エヌ・シー・エヌなど、SE構法を用いて「200年住宅」のような長寿命住宅を謳う企業も現れました。ハード面の安心・安全性だけではありません。壁面が少なく済むことから、間取りの変更やリフォームなどが容易なことも、長い期間にわたって住み続けることができる仕組みになっているのです。
エコの時代です。20年も住み続ければ建て替えるというこれまでの日本の住宅の常識は、安心を支える技術の進歩もあり、変わりつつあるといえるかもしれません。

SE構法で200年住宅