プロピアが倒産

image 帝国データバンクによると株式会社プロピアは約43億円の負債総額を出して民事再生法の適用を申請した。(2008年7月)
プロピアはヘアコンタクトという透湿性の皮膜に植毛を施した、貼り付けるタイプの新しいカツラを販売。当初はその珍しさ、芸能人を使用した派手なCMなどで評判を呼び、最盛期では年間43億円もの売り上げをあげるなど好調だった。しかし、研究開発費や相談所開設、CM費用などがかさみ、収益は低迷、倒産となってしまった。

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プロピアのヘアコンタクトとは

image 少女の腕に長い髪の毛があたかも生えているように見えるCM。モヒカンカットさえも可能にするカツラ。洗髪もできるし、近くで見ても全くわからないという特殊撮影に用いられるようなその技術はすごいなあ、というのが第一印象であった。長く使用しても蒸れることがない透湿性の皮膜が謳い文句だが、実際のところは荒れたり、かぶれるなどの苦情もあったようだ。
また通常のカツラのように長くつけ続けるものではなく、使い捨てであったため、費用が思った以上にかかるなど、大きな負担を感じた利用者も多かったという。

競合商品

カツラの二大メーカー、アートネイチャーの「ヘア・フォーライフ」アデランスの「ヘアスキン」などの商品がプロピアのヘアコンタクトと競合したと思われる。
当初プロピアの技術は特許申請技術であり、他社の追随を許さない商品と宣伝されていたが、消費者にとってはその差を感じにくい競合商品がすぐに現れたのも、業績を悪化させた一因だろうと想像する。

プロピアタイプのカツラに感じる問題点

まず、近くで見てもわからないためには、熟練した「貼る」技術が必要なこと。禿げた部分に合わせてカットされたシートを隙間なく貼らないと不自然な隙間ができてしまうようだ。プロがその場で貼ってくれればCMのようにきれいに見せることもできるのだろうが。
薄い毛が生えている場合は都度剃らなければはがれやすくなること。二週間は持つといってもメンテナンスの差や個人差があり、一週間ではがれるケースもある。コスト面での負担が予想よりも大きくなりがちで続きにくいという問題などもあるだろう。

プロピアが倒産